居心地のいい場所

サロンの日常

先日、幼馴染と久しぶりにモーニングをしてきました。

待ち合わせたのは、住宅街にひっそりたたずむ小さなカフェ。派手な外観でもなく、SNSで話題のお店というわけでもないんだけど、なぜかずっと通いたくなる場所。

マスターはとても穏やかで、迎えてくれるだけで「あ、今日も来てよかった」って思えるんです。コーヒーは香り高くてひとくち飲んだだけで気持ちがすっと落ち着くし、トーストはカリッと焼けていて中はもちもち。シンプルなのに、どうしてこんなにおいしいんだろうって、夢中で食べてしまいました。

にぎやかなのに、うるさくない不思議

そのカフェ、いつも人がたくさんいるんです。でも不思議と「うるさい」と感じない。

みんなが楽しそうに話しているのに、隣の会話が気になって自分の話に集中できない……なんてことが一切なくて。むしろ、店内のざわめきがBGMみたいに心地よく感じるくらいなんですね。

なんでだろう、と考えながら過ごしていたんですが、たぶんその答えはマスターとスタッフさんにあると推測しました。

押しつけがましくなく、でもちゃんと目が届いている。必要なときにさりげなくお声をかけてくれる。「気配り」という言葉がぴったりで、それが積み重なって店全体の「空気」になっている感じ。マスターのオーラ、とでも言うんでしょうか。お店全体に穏やかさが満ちていて、時間の流れが違うようにすら感じます。

「うちのサロンは、どうだろう?」と考えてみた

おいしいコーヒーを飲みながら、ふと思ったんです。

うちに来てくださったお客様は、落ち着いて過ごせているだろうか。

スタッフみんなの気配り・心配りは、ちゃんと伝わっているだろうか。

はじめていらした方も、いつも来てくださっている方も、どなたにとっても穏やかな時間になっているだろうか。

完璧にできているか、と問われたら正直まだまだな部分もあると思います。でも、「どうありたいか」を意識し続けることが大切で。そういう問いを持ち続けているスタッフでいたいな、と改めて感じた朝でした。

どんなお店でも、少し視点を変えて見るとすべてが学びになる。本当にそう思います。技術や知識を磨くことはもちろんだけど、「場の空気をつくること」って、それと同じくらい大切なんだな、と。

幼馴染との会話は、刺激だらけ

もうひとつ、この朝が特別だったのは一緒にいた相手のこと。

幼馴染は現在、起業家として日々奮闘中。考え方も、仕事へのアプローチも、私とはかなり違う。仕事の話、政治の話、最近めまぐるしく進んでいるAIの話…気づいたら2時間以上話していました(笑)。

自分と違う視点を持つ人の話って、刺激があります。「そういう考え方もあるのか」「それは気づかなかった」の連続で、頭の中がぐるぐると動き出す感じ。同じ時代を生きてきた幼馴染だからこそ、違いが際立っておもしろい、というのもあるかもしれません。

居心地のいい場所は、意識してつくれる

居心地のいい場所って、偶然できるものじゃなくて、日々の小さな意識の積み重ねでできるものなんだな、と思います。

あのカフェのマスターがそれを体現してくれていた。そして、私たちスタッフも、来てくださるお客様にとってそういう存在でありたい。

サロンに来てよかった、また来たい、なんか落ち着く——そう思っていただける場所をつくること。それが私たちの、いちばん大切なお仕事なのかもしれません。

おいしくて、楽しくて、刺激的な朝。

この気づきを、また明日からの仕事に活かしていきます!